勉強、と聞いてどう思いますか?
学生時代でもしんどかったと思いますが、社会人はより一層しんどくなっているかと思います。
勉強が仕事だった学生時代とは異なり、社会人は仕事しながらの勉強になりますので、ハードルは上がりまくりです。
でも、やらなきゃいけない、モチベーションが…という社会人・新社会人の方も多いのではないでしょうか。
仕事でへとへとになって帰ってきて、そこから仕事のための勉強、副業のための勉強、などなどなかなかやる気が出ませんよね。
ただ社会人は勉強することが求められている、というジレンマを抱えていると思います。
この記事では、勉強のやる気が出ない社会人がどうすればいいかを紹介していきます。
勉強のやる気がでない社会人が知るべきたった1つの大前提
やる気が出ない、モチベーションが上がらない、そんなときはどうすればいいか、いかに勉強をするかという問題に直面したこと、誰しも一度はありますよね。
そこでとても大事なたった1つの大前提をお伝えします。
それは、やる気・モチベーションは下がるものだと認識することです。
モチベーションが下がってしまう、なかなかやる気が出ない、どうして?と思うのかもしれませんが、それが普通です!
というか、高いやる気やモチベーションがある状態が続く方が圧倒的に少数派ですよ。
なので、やる気が出ないとかモチベーションが下がったとかでネガティブな気持ちになる必要はないんです。
ただ、だからこそ対策をしておきたいところですよね。
どうせやる気やモチベーションが下がるならどうすればいいか?
それは、やる気もモチベーションも下がる前提で対策を立てればいいんです。
これから深掘りして紹介していきます。
勉強のやる気がでない社会人が継続的に勉強する具体的な方法
まずは、具体的な方法です。
① 勉強の最初の気持ちを見失わないようにする
何のために、何が欲しくて勉強するのかをはっきりさせておきましょう。
ただ勉強するだけ、という目標ではなかなか続きませんよね。
途中で、「あれ、なんで勉強しているんだっけ?」となってしまうと思います。
TOEICで700点取る!という目標ではなく、もっと深堀して、「TOEICで700点取った先には何があるか」をイメージしてみてください。
できればその先も。
例えば「会社で報酬がもらえる」「その報酬で今欲しい〇〇を買う」「○○を買った自分は…」と目先の目標だけでなく、その先を見るとなお効果的ですよ。
そして、それを紙に書くとさらに効果アップです。
② とにかく小さく始める習慣にする
ここからは具体的な対策です。
これは私が最も活用していることですが、習慣にしてしまうことです。
会社から家に帰ってきたら、ご飯を食べて、食器を洗って、勉強して、それからお風呂に入る、といった感じですね。
このルーティンを当たり前にしてしまえば、歯磨きをするかのように自然と勉強に向かうことができます。
③ 勉強開始の合図を作る
これをやったら勉強する、という合図を作るのもありです。
例えば、コップ一杯の水を飲む、などです。
「コップ一杯の水を飲む⇒勉強する」を意識して続けていくと、いつの間にか「水を飲む」という行動が「勉強開始のスイッチオン」に変わってくるのです。
これ、意外と効果あるんですよ。
私は6年以上塾講師や家庭教師をしていましたが、結構評判でした。
水を飲む以外でもなんでもいいです。
「勉強中は必ずこの音楽を聴く」や「勉強部屋は別にして、この部屋に入ったら勉強する」などなんでもいいです。
自分にとっての勉強スイッチを作ってみてください。
勉強のやる気がでない社会人が勉強に向かうための方法
いろいろと具体的な方法があっても、なかなか気持ちが向かないということもあると思います。
その対策を紹介します。
① 勉強仲間をみつける
リアルな友人だけでなく、SNSで探せば同様な目標に向かってガンバっている人はたくさん見つかるはずです。
そういった方々とつながり、自分を鼓舞するのです。
あの人もガンバってる、私もやらなきゃ!みたいな感じですね。
一人だと手が止まってしまいそうになっても、仲間を見つけてガンバるということです。
② ミニハビット(小さな習慣)
私はミニハビットと教わりましたが、要するに小さく始めるということです。
帰ってから3時間勉強しよう、とか考えるからやる気が失せるんですよ。
心折れますよね(笑)
ですので、もっともっと小さな目標から始めるのです。
5分、いや、3分だけでいいから勉強してみてください。
3分ガンバったらそのあとは続けてもやめてもよし、というルールにしちゃうのです。
そうすれば、3分でやめても勉強はしていますし、そのまま続けられたらラッキーですよね。
最初の一歩が最も高いハードルとなるので、その最初の一歩をできるだけ小さなハードルにしてしまうのです。
ぜひ活用してみてください。
③ 中途半端を使う
何かやっていると、人間だれしも最後までやってしまいたくなる性質を持っています。
百マス計算を95マス埋めてあると、最後の5マスも埋めてしまいたくなりますよね、
それです、それ。
これを活用するのです。
今日やる勉強をあえて中途半端に終わらせてしまって、気持ち悪い感じを残しておくのです。
そうすると、その気持ち悪さから明日の勉強に向かいやすくなるんです。
中途半端、というとネガティブなイメージを抱くかもしれませんが、中途半端も使い方によっては非常に有効なツールになるんです。
誤解を恐れずに言います、ぜひ中途半端な勉強を!
勉強のやる気がでない社会人のための勉強法まとめ
今回は勉強のやる気が出ない社会人がどうやって勉強に向かうかというテーマで紹介しました。
やる気やモチベーションが下がるのが普通です。
それが普通なので、下がることを前提に対策をするのです。
やる気やモチベーションに頼らずに、習慣で勉強したり、勉強のスイッチを作ったり、様々な方法を紹介しました。
安心してください、この記事を読んでいる時点で、あなたは向上心めちゃくちゃあるってことです。
ですから、あと一歩ガンバって、この記事で紹介した方法のどれか一つでいいので挑戦してみてください。