引っ越しを決めていろいろと手配が終わり、ようやく業者さんにお願いするところ、となると「一生懸命重労働してくれる作業員さんに何かお礼を…」と考える方も多いのではないでしょうか。
そんな中で選択肢に挙がったクオカード、めちゃくちゃいい選択です。
この記事では、引っ越しの心付けではクオカードがおすすめな理由から、相場や渡し方まで紹介していきます、
引っ越しの心付けはクオカードがおすすめ!相場は?
タイトルにもあるように、引っ越しの作業員さんへの心付けで私が最もお勧めするのはクオカードです。
なぜおすすめか、相場はいくらか、どこで購入できるかを説明していきます。
クオカードがおすすめな理由
いくつかありますが、クオカードをおすすめする最も大きな理由は誰がもらっても困らないからです。
作業員さんへの心付けでは、缶コーヒーやお茶などの飲み物、お菓子やお弁当などの食べ物もよく耳にしますよね。
しかし、これらは思っているより好みがわかれてしまうんです。
私は引っ越しの作業員ではありませんが、仕事での取引先でコーヒーを出されると困るんです。
コーヒーの味は全く問題ないのですが、体質としてお腹を壊してしまうんですよ。
こういうひと、意外と多いのでは…?
コーヒーに限らず、お茶や水にこだわりがあったり、食べ物でも甘いものが苦手だったりといろいろな人がいます。
お弁当に至っては準備している作業員さんもいます。
そうなると、万人にウケそうで意外と人を選んじゃうんです。
しかし、クオカードならほぼ現金として使えるのでもらって困ることはありませんし、好みも気にする必要ありません。
しかも、かさばらないし賞味期限のような期限も存在しないので自由度が高いのもメリットです。
見栄えが悪くないのも利点ですね。
仮に500円として、500円玉を渡すよりも、クオカードを渡す方が見栄えがいいですよね。
このような理由から、私はクオカードをおすすめします。
引っ越しの心付けでの相場
では、続いて引っ越しの作業員さんへの心付けの相場を紹介します。
相場は1人当たり500~1000円が多いようです。
複数人いても一人にだけ渡す、ということは少ないようです。
また、アルバイトと正社員で金額を区別したり、リーダー的なポジションの人だから金額を高めにしたりすることもないようです。
あくまでも一人の作業員さんに対してのチップということです。
クオカードはどこで準備できる?
クオカードはコンビニや本屋で買うことができます。
コンビニにも取り扱っているクオカードの種類に差があるようですので、購入前にはご確認をおすすめします。
私が調べた限りでは以下のようになっています。
コンビニで買えるクオカード | ||||||
500円 | 1000円 | 2000円 | 3000円 | 5000円 | 10000円 | |
セブンイレブン | 〇 | 〇 | 〇 | |||
ローソン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ファミリーマート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
しかし、購入前には確認をしてから行ってくださいね。
引っ越しの心付けのクオカードはいつどうやって渡す?
心付けで渡すものはクオカードと決め、相場もわかったらあとはいつどうやって渡すかですね。
順に説明していきます。
心付けのクオカードはどうやって渡す?
さすがにカードむき出しでは見栄えが悪いので、何かしらに入れて渡すのがいいでしょう。
クオカードを購入した際に、カード用の袋に入っているので、それでも問題ないと思います。
気になる方はポチ袋のような袋を購入するのがおすすめです。
ポチ袋は、お年玉をいれるあれです。
ポチ袋に入れる方がひと手間加わっているので、丁寧な印象を与えることができますね。
引っ越しの心付けのクオカードはいつ渡す?
結論ですが、クオカードを渡すタイミングはいつでも大丈夫です!
いや、クオカードだからいつ渡しても問題ないんです。
コンパクトでかつ時間がたっても品質が劣化しないからです。
飲み物のように温度変化もなく、食べ物のようにタイミングをそこまで気にしなくて済みます。
個人的におすすめは作業前に渡すことです。
作業員さんが作業を始める前のちょっとしたコミュニケーションツールとして活用できるからです。
引っ越しで大事な荷物を任せる作業員さんですから、多少のコミュニケーションはあってもいいかなと思います。
さらに、作業員さんも人間です。
料金とは別で何か気にかけてくれている様子が伝われば、「ガンバろう、丁寧にやろう」と無意識レベルでも思ってくれると思います。
そんな打算的な意味もあって、作業前に渡すのがおすすめです。
引っ越しの心付けを渡す前には確認を!
引っ越しの作業員さんへの心付けはクオカードがおすすめであることを説明しました。
そして、相場や渡し方、渡すタイミングもイメージしていただけたと思います。
最後に、心付けについて少しだけコメントしておきます。
前提として、心付けは必須ではありません
心付けは必須ではありません。
心付けというアメリカのチップのような習慣のルーツは引っ越し業者があまりなかった時代の名残です。
引っ越し業者があまり多くなかった時代では、引っ越しの時は友人や家族・親族に手伝ってもらうことが一般的でした。
その時にお礼として渡していたものが心付けです。
しかし、現代は引っ越し業者が一般的になり、きちんと契約を交わしてお金を払ってモノを運んでもらいます。
なので、絶対に渡さなければいけないというものではありません。
大手では心付けを受け取らないように指導されているところもある
多くの引っ越し業者は「契約をしている以上、それ以上何かをいただくわけにはいかない」というスタンスなようです。
要するに、もらってももらわなくても全力でやりますから気にしすぎなくても大丈夫だぜ、ということです。
イケメンですね。
実際に大手に問い合わせてみると、「心付けは不要だが、受け取るなとは言ってません」という業者さんが多かったです。
1社だけ(具体的には日本運輸)は拒否することもあるという回答でした。
一生懸命ガンバってくれる作業員さんを気遣う人も、心付けなくても全力だぜという作業員さんも素晴らしい気遣い、プロ意識だと思います。
しかしながら、心付けを渡す側としては「基本的には不要である」ということは知っておいてください。
知ったうえで、無理やり渡すことのないようにするのが大人として120点の気遣いになると思います。
まとめ
引っ越しの作業員さんへの心付けはクオカードが最適ということをお伝えしました。
見栄えもよく、好みも分かれずに品質の劣化もない、汎用性の高い心付けです。
タイミングや渡し方もそこまで気にしなくても良いので、渡す側としてもストレスフリーです。
ただでさえ忙しい引っ越しで、心付けにあまり悩みすぎないようにクオカードという選択肢をうまく使ってみてください。