引っ越し初心者の皆さん、荷造り進んでいますか?
いざダンボールに詰めてみると、そーっと運んでほしかったり、注意してほしいものだったり色々出てきますよね。
よくあるのは「割れ物」とか「ワレモノ」とかのシールがありますよね。
業者じゃなくてもこういう表示を見るとちょっと気が引き締まりますよね。
この記事では、「割れ物」だけでなく、「割れ物」以外の注意書きの書き方や、ダンボールに書いておくと引っ越し作業が効率よくできるようになる情報を紹介します。
是非、活用してくださいね。
引っ越しで『割れ物』の書き方!その他の注意書きも紹介
引っ越しのダンボールには注意書きを書く必要があるものも出てきます。
そういったものを一挙に紹介していきます!
引っ越しのダンボールに「割れ物」を書く場所
結論は「ダンボールの側面と上面の2か所」です。
表示の目的は注意を促すことです。
ですから、普通に置いてあってもわかるし、積み重ねたとしてもわかるようにしておくことが重要です。
とはいってもすべての面に書くのは大変なので、側面と上面の2か所に書くようにしておきましょう。
引っ越しで「割れ物」以外に使われる言葉
割れ物はなんとなく聞いたことがあるけど、他にはどんな言葉が使われているか紹介します。
書く場所はどれも「割れ物」と同じように側面と上面の2か所でOKです。
割れ物、われもの、ワレモノ、割れ物注意
言わずもがな、割れやすいものに書かれる言葉です。
ガラスでできたものや陶器でできたものには書いておくと良いでしょう。
これらをダンボールに詰めるときは、新聞紙やプチプチくんなどの緩衝材を敷き詰めることを忘れないでくださいね。
取扱注意、精密機械
パソコンやプリンターのような家電だったり、一般家庭ではあまり多くはありませんが精密機器だったりに対しての表示です。
注意深く扱ってほしいものに書くものです。
個人的には「割れ物」とセットで使ってもいいと思います。
上積み厳禁
上積み厳禁と書かれたダンボールの上にはほかのものは置かないでください、という意味です。
私はあまり使いませんが、上からの衝撃に弱いものが入っている場合は書いておくと良いでしょう。
天地無用
天地無用と書かれたダンボールはひっくり返してはいけませんよ、という意味です。
ひっくり返したらバラバラ散らばってしまったり、壊れたりするようなものが入っている場合は書いておきましょう。
横積み厳禁
横積み厳禁と書かれたダンボールは、積み込むときなどに90度回転させてはいけません、という意味です。
液体が入っている場合などは書いておく方が無難ですね。
水漏れ注意
液体が入っているから気を付けてね、という意味です。
これがあると、万が一水漏れが起こっても被害が抑えられるように業者さんが工夫して積み込んでくれます。
お互いのために書いておきましょう。
引っ越しで『割れ物』の書き方のバリエーション
ダンボールに直接、大きく、はっきりと「割れ物」と書くだけでも十分です。
しかし、そういった注意書きをする方法は他にもあるので紹介します。
専用のラベルを準備
業者さんが持ってるような赤背景に白地で書かれてるような、そういったシールをもらって貼ることです。
もらう分の手間はありますが、貼るだけなので超簡単です。
しかも、ダンボールにそういったシールが貼ってあるだけでかなり目立つので効果も絶大です。
こういった方法もありですね。
シールを貼ってそこに記入
業者さんから専用のラベルもらうのはめんどくさいな、という方にはこちらおすすめです。
100均や文房具屋に大きめの無地のシールが売っているので、それを購入してください。
購入した無地のシールに「割れ物」や「天地無用」等を書き込んで、それをダンボールに貼るんです。
この専用ラベルが足りない、というこということもなくなりますし、ダンボールに直接書くよりも書きやすいはずです。
汎用性と目立ちやすさのいいとこ取りの方法ですね。
家庭用プリンターでシールを印刷
ワードやパワーポイント、エクセルなどで簡単にレイアウトを作成して印刷する、ラベルを自作する方法ですね。
家庭用のプリンターで普通のコピー用紙に印刷して透明のテープで貼り付けたり、シールになっている用紙を買ってきてそれに印刷したりすればOKです。
ちょっと手間がかかりますが、大量にものがある場合はおすすめな方法です。
記入欄のあるダンボールを購入
そもそも記入欄のある段ボールも売っているので、これを買うのも方法のひとつです。
このダンボールを探す手間はありますが、書く場所が決められている分、あまり深く考えず作業できるのがメリットですね。
インターネットでも購入できるので、大量のダンボールを運ぶ手間は省くことができますね。
カラーテープで梱包する
これは注意書きのバリエーションが少なくないとできない方法ですが、かなり楽です。
100均やホームセンターで赤や黄色などの色のついたガムテープを購入してください。
注意が必要なものを梱包する場合だけ、その色のガムテープで梱包すればOKです。
ただし、業者さんには前もって「この色のガムテープは○○ということですので、お願いします」と事前に伝えるようにしましょう。
ですので、多くても3色程度まででしょう。
引っ越しで『割れ物』以外にこれを書くと効率アップ
ここまでで、ダンボールに注意書きを書く場所や書き方をわかっていただけたと思います。
最後に、ちょっとした一工夫で引っ越しの作業の効率をアップさせる方法を紹介します。
ダンボールでできる小ワザ集です!
どこに運ぶか書いておく
引っ越し先の間取りはおそらくわかっているので、そのうちどの部屋に運ぶかをダンボールに明記しておきましょう。
このひと手間で効率がかなり上がります。
というのも、その情報がダンボールを見ただけで業者さんがわかれば、いちいちお客様に確認を取らなくて済むからです。
たかがちょっとした確認とはいえ、大量の荷物すべてにやっていたらかなり時間がかかってしまいますからね。
これはやっておくことを強くおすすめします。
ダンボールに番号をつけておく
これは紛失や運び忘れを防止するためです。
例えば、ダンボールが20個あったとします。
それぞれに1や2と数字を振ったり、AやBなどのアルファベットを振り分けたりします。
そうすることで、運び忘れや紛失を防げます。
さらにおすすめなのが、分数で表示するという方法です。
先ほどの例では、「1/20」や「2/20」…といった書き方です。
こうするだけで、「全部で20個でしたっけ?」といったやり取りまで省けます。
ダンボールを見たら一目瞭然ですからね。
代表的な中身を一つ書いておく
ダンボールにいろいろなものを詰めますが、何も書かれていないと、どのダンボールに何が入っているかわからなくなってしまいますよね。
書かれていても、「服」や「事務用品」などでは判別はしにくいですよね。
とは言いつつも事細かに全部書くのも時間がもったいないですし。
そんな時には、印象に残りやすい、代表的なものを一つ書いておきましょう。
そうするだけで、なんとなくどのダンボールにどんなものが入っているかわかりやすくなります。
こうすると、物を運んでもらった後の作業がやりやすくなります。
中古のダンボールでは要注意
ダンボールを調達し、中古のダンボールを使う場面もあると思います。
この時に注意なのは、余計なメモを消すことです。
自分はわかっていても、業者さんが勘違いしてしまうことも十分考えられます。
黒や赤の太いマジックで、二重線やバツなどでしっかりと消しておきましょう。
詳しく書きすぎない方がいいものもある
これは効率アップとは少し違いますが、詳しく書きすぎない方がいいケースもあります。
具体的には、「ブランドもの」や「貴重品」などの高価なものや、個人情報に関するものです。
今の時代、何が起こるかわかりませんから、そういったものは「雑貨」などふわっとした表現にしておく方が安全だと思います。
まとめ
引っ越し作業でダンボールを詰めたものの、丁寧に扱ってもらえるか心配だったり、特に注意してほしいものだったり、色々出てきますよね。
この記事で紹介している方法を実践してもらえれば、誤解無くスムーズに私たちの考えていることを伝えられます。
ただでさえ考えることや手を動かすことが多い引っ越し作業ですから、効率よくサクサク作業できるように、自分のルールを決めてしまうのが一番ですね。
ルールの参考に使ってください。