引っ越ししたらいつから住める?流れとスケジュール感を解説

引っ越し

進学、就職、転職と様々なライフイベントで住む場所が変わることは何度か経験されると思います。

中には、急に会社からの辞令でめちゃくちゃ急がなければならない、なんでこともあるかもしれません。

どんな場合でも、住み始めるまでにどの程度の時間がかかるかは知っておきたいですよね。

この記事では、引っ越しすることを決めた後、何にどのくらいの時間がかかるのかとともに、最速で済み始める方法を解説していきます。

引っ越しして住み始めるまでのスケジュールはこちら!

いつから新しい部屋で住めるかと言ったら、大家さんが住んでいいよと言った後です。

そう言われるまでの流れをスケジュール感とともに紹介していきます。

「引っ越しするぜ!」と決めてから、物件探しなど具体的な行動を開始するのは、引っ越し予定時期の約2か月前がベストです。

一般的な引っ越しの流れと時期の目安の総まとめをしていきましょう。

手続きに関しては手続きだけで後半にまとめておきます。

2か月前:不動産屋へ行く

何も決めずに行っても良いと言えばよいのですが、不動産屋に行く前にある程度決めておきましょう。

決めるべきことはいくつかありますが、以下の7つくらいはイメージしておくと良いです。

  • 入居希望日
  • 初期費用と家賃の予算住みたいエリア
  • 物件の希望条件(部屋の数、広さ、収納等の設備)
  • 学校や勤務地の最寄り駅
  • 駐車場や駐輪場の有無
  • ネットで見かけた気になる物件情報

私のこの前の引っ越しの場合は全くのノープランで不動産屋に行ってしまったので、無駄に時間がかかったかなと思います。

私は勤務地から近い方が良かったので、勤務地の住所から近い地域をピックアップし、その中で希望の条件に合う物件を探していきました。

これを不動産屋で担当の方と話しながらやっていたので、自分で決めておくべきだったと少し後悔しました。

ですので、この物件気になりますリストは準備すべきです。

とはいいつつ、なかなか絞れないばあいもあるので、そういった場合はそれをそのまま不動産屋に伝えると優しく相談に乗ってくれるます。

なので、大事なのは、まず不動産屋に行くことです。

行けばやるべきことはどんどん進んでいきます。

1か月前:内見を済ませ、契約に向けて動き始める

物件をピックアップしたら内見に行きましょう。

私の友人は「キッチンさえ広ければいい」という人や「住めるなら何でもいい」という人もいました。

しかし、内見は絶対に行った方がいいです。

ネットだけでは分からないこともたくさんありますからね。

そして、契約に向けて動き出してください。

なぜなら、物件によってはクリーニングが未実施の物件もあるからです。

物件によっては2週間、長ければ1か月ほど時間がかかる場合もあります。

ですので、1か月前あたりを目安に契約に向けて動き出しましょう。

また、部屋を借りるには審査があり、審査にも長ければ5日程度かかる場合もあります。

ですので、この辺りを目安にするのがいいでしょう。

審査、契約、クリーニング等が終われば、大家さんから「住んでいいいよ」と言われます。

2~3週間前:引っ越し準備+引っ越し業者手配

不用品を処分しつつ、荷造りをします。

それとある程度並行して引っ越し業者の手配もしておきましょう。

荷造り

荷造りはすぐに終わると甘く考えない方が吉です、というか甘く考えてはいけません。

これまで生活していたものを一式梱包するわけですから、大変に決まってます。

また、荷ほどきの大変さは荷造り次第な部分もあるので、気合い入れて荷造りしましょう。

また、荷ほどきの疲れを軽減する方法をこちらでも紹介しているので、良ければご覧ください。

引っ越しの荷ほどきは超疲れる!楽にスムーズにやりきる方法を解説
この記事では、引っ越しの荷ほどきが疲れることの対策を紹介しています。王道な方法からちょっとした小ワザ、裏ワザのようなものもお伝えしています。

不用品処分

荷造りの段階で不用品や不用品にしようか迷うものがたくさん出てくるかと思います。

不用品か迷ったら、最後にいつ使ったかを思い出してみてください。

半年や1年以上使っていなかったら、あなたにとって不用品である可能性が高いので、思い切って処分しちゃいましょう。

物が減りますし、それだけで引っ越し作業は楽になりますよ。

そして、不用品はすぐに捨てず、リサイクルショップ等に売ることを考えてみてください。

もともと捨てる予定のものが、処分費用が掛からないどころか100円でも増えれば儲けものですからね。

引っ越し業者の手配

ある程度の荷物の量が見えてきたら引っ越し業者の手配をしましょう。

この時、1社だけでなく、複数社に見積依頼をしましょう。

この複数社を比べるだけでも引っ越し費用を抑えることができます。

1週間前:最終チェック

各種手続きや書類関係に抜け漏れがないことを確認しましょう。

やるべきことで忘れているものがあれば急いで処理しましょう。

やることが多いので忘れてしまうこともあり得ます。

落ち着いてやるべきこととやったことを照らし合わせてみてください。

入居日当日:鍵の受け取り

鍵を受け取り、入居が可能になります。

入居が可能なだけで済み始めることができるかどうかは別です。

各種ライフラインが稼働していなければいけませんし、物を運び、荷ほどきをしなければいけませんからこの後も相当にやることはあります。

入居日以降:生活周りの整理

ガスは入居日以降の日にちで立ち合いをしなければ使えるようになりません。

それ以外にも、例えばインターネット回線やエアコンなどの工事が必要な場合は入居日以降に行わなければなりません。

あとは、荷ほどきと部屋作りが終われば生活できる環境となり、住み始めることができます。

これが引っ越しの一連の流れとスケジュール感になります。

各種手続き

それ以外に各自で行わなければならない手続きがありますので、こちらも紹介していきます。

電気の使用開始手続き

電力会社に連絡しましょう。

住み始める1週間前までには完了させたいところです。

電話またはオンラインでOKです。

ガスの開栓手続き

ガス会社の立ち合いが必要になります。

そのため、日程調整が必要になるので、ガス会社への連絡は可能な限り早めにするべきです。

連絡は電話かオンラインで行える場合が多いです。

水道の開栓手続き

こちらも遅くても引っ越しの3~4日前には連絡しておくべきです。

電話での対応が多いと思います。

インターネットの登録変更

引っ越す前の物件で使っていたものをそのまま持っていくか、新規で契約するかなど選択肢が多いので、極力早めに連絡するようにしましょう。

場合によってはガス同様に工事が必要で、1か月ほどかかる場合もあります。

電話やオンライン、会社は絞られますが、家電量販店でも契約できるところもあります。

郵便の転送

引越しから1年間であれば、引越し前の住所に届いた郵便物を新しく引っ越した先に無料で転送するサービスが郵便局にはあります。

この郵便の転送手続きをしておきましょう。

引っ越しの1週間前くらいが目安になります。

クレジットカード等の登録情報変更

クレジットカードを初め、様々な登録情報の変更です。

郵便の転送手続きを行っていれば安心ではありますが、入居日前後で早めに終わらせることをおすすめします。

可能な限り早く住み始める方法

だいたい2か月くらい時間がかかるとは言いつつ、そんなに時間ないってこともありますよね。

大学の合格が好機で発表がかなり遅かったり、会社の辞令がびっくりするくらい遅かったり。

私のように直前まで行動していなかい、という人も大野ではないでしょうか。

…多いですよね?

そういった場合に極力すぐに住み始める方法として。「即入居可物件で探す」というほうほうがあります。

即入居可とは、「契約したらすぐに住める」ということを指します。

審査がありますので、「今日から住める」というわけではありませんよ。

基本的な流れは同じですが、審査して契約が完了し、初期費用の支払いが完了すれば、「入居可」の状態になります。

Step.1 不動産屋へ行ってエリア、物件を絞る
Step.2 内見していろいろチェック
Step.3 すぐに申し込みをして審査
Step.4 審査完了次第、すぐに契約
Step.5 初期費用の支払い

で、鍵を受け取ることができます。

Step.1からStep.2を1週間くらいで済ませ、Step.2とStep.3を同じ日にしてしまえばかなりの時間短縮です。

いい物件があれば、という前提にはなりますが…。

審査完了したらライフラインの手配をしつつ、契約をしてクレジットカードで即時支払いすれば最短で2週間くらいで決まると思います。

実際に私はこのパターンで決めました(笑)

仕事の関係で平日は不動産屋に行くことができなかったので、2週間ほどかかりました。

これらを超スピーディーにこなしても、3日以上は覚悟した方がいいです。

特に審査に関しては自分だけではどうしようもありませんから。

続いて、即入居可の物件のメリットとデメリットを簡単に紹介していきます。

即入居可物件のメリット

  • すぐに内見できる。
  • 引っ越しが早くできる。
  • 時期によっては入居費を抑えることができる。

即入居可の物件でなければまだ人が住んでいるかもしれません。

すぐに内見できるのはサクッと決めたい人にとっては大きなメリットです。

また、入居者がいないので、繁忙期(1~3月)でなければ、安く引っ越しをできる可能性もあります。

即入居可物件のデメリット

  • 部屋が傷んでいる場合がある
  • 住みづらい可能性がある

デメリットとしては、すべての即入居可物件に言えることではありませんが、部屋が傷んでいる可能性があります。

長い間人が住んでいなかったり、排水溝のカビや独特なにおいがしたりといったことです。

また、間取りや日当たり、騒音問題などで住みにくい可能性があります。

即入居可でなければ、こういったことがないとは言いませんが、この辺りは少し注意しておくと良いでしょう。

即入居可物件で絶対にすべきこと

即入居可物件に限りませんが、それは内見です。

先ほど挙げたデメリットはすべて内見でチェックすることができます。

人によって優先順位は違いますが、自分にとってデメリットと感じるところは実際に足を運んで確認してみてください。

私も、いいなと思った物件が異常に下水のにおいが強くてやめました。

生活していけば水が流れるのでそんなことはないと言われましたが懸念されることは一つでも減らしたく、その物件はあきらめました。

ネットでいろいろ解決できる時代ではありますし、急いでいるのもわかりますが、実際に足を運ぶのは怠らないべきです。

まとめ

引っ越しの流れとスケジュール感を紹介してきました。

引っ越しの2か月前というのはあくまでも目安です。

やることは多いのですが、どれだけ素早く決断するか、手を動かすかということも重要になってきます。

みなさんは計画的に引っ越し作業を行うことをおすすめします。

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